2017 南アルプスその2 (韮崎駅〜甘利山〜鳳凰三山〜白峰三山)

9/2(土)〜9/3(日)は南アルプス。それなりにハードな行程で、初めての間ノ岳と農鳥岳を巡ってきました。

ログ(表示は移動時間、実際の行程は一番下に)

1日目。

2日目（下山）。

9/1(金)
定時退社して、即着替えて会社玄関から出ている山梨直通の高速バスに乗る（片道2000円、会社の拠点の関係でこういうバスが隔週で設定されている）。山梨に近づくにつれて強めの雨（台風が最接近していたらしい）、今年は雨ばかりだなーと思いつつ、のべ2時間くらいは仮眠出来た。バスは順調に進んで24時前に韮崎で下車。

9/2(土)
最終の準備をして、24時過ぎに韮崎駅を出発（雨天）。

自販機にあった、ブルボンのココナッツミルクジュースが美味しかった！
まずは甘利山駐車場まで16km1300mUPのランニング（夜叉神経由のルートは距離がさらに長いのでパス）。調子は良好で2時間15分で駐車場到着。バスに乗っていた人のコメント通り、途中から雨もほぼやんだ。

さて、水場はどこかと駐車場で辺りを見回すと、唐突に蛇口が。
ここから甘利山経由の登山道へ。

千頭星山。ここから苺平までが破線ルートなので心してかかる。
しかし見事にロストし結構時間をロス。テープを正しくトレースできれば問題なかったのだが、真っ暗でテープが見つけ辛かったのと、間違った踏み跡がたくさんあって、いつのまにかロストというパターン。今どこかわからない、まずいなー、という状況が3回くらいあった（ログにも迷走の軌跡が…）。一部、笹薮が煩かった。
苺平で夜叉神からのルートと合流しホッとしたら、しばらくは一昨年と同一のルートでひたすら上る。

観音岳付近から北岳方向。

甲斐駒ケ岳をバックにオベリスク。
広河原峠から広河原への下りは、ソールが減っているせいか滑りまくるので慎重に。しかし、なぜかこの区間が一番短縮率が良くてコースタイム比28%。

広河原では20分ほど補給。やはり下界は落ち着く。時計も充電。
休憩の後は、北岳まで高低差1700mのきつい上り。

スタスタ登って、御池小屋。ソフトクリーム補給。付近のお花がきれいだった。

小太郎尾根分岐付近から。アサヨ峰、甲斐駒ケ岳方面。

稜線に出たら北岳まではあっという間。途中、肩の小屋でコーラ補給。

間ノ岳（写真は一番上）を過ぎて、農鳥岳がー！噂の小屋も見える。ここからは人目？を気にしてシャキッと下る。

そして、いよいよ小屋に到着(到着時刻は15:22でまぁセーフ)。ご主人とは別に女性の従業員の方もいて、親切な感じでした。

噂の仕事道具？？

改めて見ると、やはりソールが減っていた。岩がソールに食い込む場面では平気だけど、土や砂の路面ではかなり滑った。

この日のテン場は3張りのみ。ストックシェルターの方と話したり、随分下にある水場に行ったりしつつ、のんびり過ごした。普通にLTE環境だった（DOCOMO）。
ちなみに今回の晩御飯は準備不足でカロリーメイトだけだった。非常に寂しかったので次回からは要対策。

9/3(日)
2800mのテン場だけあって、夜は寒かった。化繊ダウン上下+レインウェアでは足らず、最後の砦である筒状レスキューシートまで使って、なんとか凌げる感じだった。2時起きで、3時出発。

初めての農鳥岳。100名山かと思っていたが、違った。

甲府の夜景。

大門沢小屋を経て下山。奈良田第一発電所まで出たら、ゲートを管理しているおじさんと雑談。

（バス時刻表をスマホに保存してたのに、何も考えずに下山してしまったので）
奈良田に降りて次の広河原行きのバスに乗ると、広河原9:30発-竜王11:10着のバスには15分差で間に合わない。広河原からの次のバスは11:00発-竜王14:35着で、竜王15:00発の仙台に帰るバスまでほとんど余裕がない。現在7:00、残り2時間30分で17.8km先の広河原まで走れれば、9:30のバスに乗れて竜王には余裕の11:10到着が可能！
おじさんから「走る人もいるんですよー」と言われ、引くに引けず行きますと回答。禁断の扉を開けてもらう。

結局17.8km600mUPのランニングが始まる。奈良田温泉はまたの機会に。
距離は順調にこなせたが、急峻な谷沿いの道のためかGarmingのGPS高度がズレズレであてにならず、最後まで本当に間に合うのか気を緩められなかった。

結局20分残しで無事フィニッシュ。とりあえず苦行は終了で一安心。
そして、山梨交通のバスに乗車。

御勅使川沿いの巨大法面。圧巻。

竜王でバスを降りたら近くの温泉でのんびり。これもランニングを頑張ったおかげ。なお、シャワーからも硫黄臭い温泉が出てくる、通向けなところだった。
仙台に戻ったのは23時過ぎで、翌日の出勤が辛かったのは言うまでもなく(^^;)