海からついでに仙台から自転車でアプローチ。大変でした。自転車往路168.7km/7時間7分(→ログ)、登山53km2440mUP/9時間36分(→ログ)、自転車復路162.6km/7時間50分(→ログ)

千蛇谷コース。これぞ夏山という雰囲気。
8月13日(土)
夏休み初日、午前中は成分献血。午後からぼちぼち用意して、15時にGoogle Mapを頼りに出発。

案外活躍しているこのザック。ファイブフィンガーズの収まりが良い。
加美町から国道347号に入り尾花沢方面へ。

宮城県側では工事のため、ところどころダート走行。県境手前で案の定パンク。
往路は鍋越峠(旧道)で山形県入り。

この先は13号、47号と経由して、遊佐方面へ。
久々に「日没からあと100km」という、なんとも言えない感覚を味わうことが出来ました。10歳若返ります。最上川右岸の道に入ってからの農道がひたすら長かったです。

なんとか22時過ぎに目的地である十六羅漢岩(日本海)に到着。夜だったので何が何かさっぱりわからず…。約2km離れた道の駅で、食事と、2時間ほど仮眠をとりました。車中泊客で駐車場は大賑わいでした。

暑さで熟睡はできなかったものの、虫からは完全に身を守れるツエルトは便利だなーと。山でも里でも、ツエルトの床はテープで塞いでおくのが便利だと思います。
8月14日(日)
登山パートがかなり長くなると見込んで早朝2時半には道の駅から撤収。コンビニで食事を済ませ、十六羅漢駐車場に自転車をデポ。このデポのためにロードではなく通勤号で来たのです(ゴジラロックも持参)。

写真を何度も撮り直ししたりして3時半に登山パート開始。巨大フ○ムシにも遭遇。
その先は、ただひたすら鳥海ブルーラインを18kmラン(海抜0m→1000m)。


時に心を励まし、時に心を折る標識が1km毎に。一度ブルーラインに入ると大平山荘まで給水ができないので、十分注意しましょう。
大平山荘でジュースを補給し、いよいよ登山口。頂上は遠いですねー。

よく整備された急坂を登ると、日本海がー。

御浜小屋を過ぎて鳥海湖。

御田ヶ原から山頂方面。

七五三掛を過ぎて、千蛇谷に降りる。小さな雪渓を通過。

ひたすら上って、頂上小屋の脇から新山へ。結構、岩岩している。

海からきっちり2236mのぼれました。ファイブフィンガーズも絶好調。

海から5時間弱、登山口から2時間12分。
下りは外輪山側から。次第に山頂にはガスがかかってきて、登頂のタイミングは良かったなーと。

鳥海湖の脇を経由して下山。大平山荘で十分に補給してからブルーライン。道沿いに沢山の沢があるのですが、どの沢も枯れていて、今年は雨が少ないのかなーと。暑さと疲れの中、歩いたりしつつ少しづつ距離を伸ばしました。
そして、登山パートフィニッシュ。

ようやく、その全貌が露わになった十六羅漢。後ろには青く美しい日本海。
駐車場で1時間ほど休憩&もろもろの充電。本当はクーラー効いたレストランで休憩したかったのですが、お盆であまりに混雑していて無理でした。
当日中に仙台には帰りたかったので、14時過ぎには自転車パートをスタート。一本のボトルをかけ水専用にして暑さをしのぎました。

麓からの鳥海山。穏やかですね。

最上川沿いにて。両脇の谷が日を遮ってくれて、良い感じでした。
復路の県境越えは馬越トンネルで。山形県側からの登りは、距離が短くメリハリがある感じで楽でした。それに比べて宮城県側は異常に長い…。

シングルスピードでも意外といけます。
最後は457号、4号とつないで無事ゴール。夜間の国道でハンドルとペダルに意識を集中させ、ただ距離を伸ばしていく、あの感覚で。
思い出深い、鳥海山登山になりました。
行程
8/13(土)
<自転車パート>
将監トンネル下 15:00
国道347号 鍋越峠 17:40
遊佐駅 21:45
十六羅漢岩(168.7km) 22:08
道の駅 鳥海 ふらっと にて仮眠
8/14(日)
<登山パート>
十六羅漢岩 3:30
大平山荘 5:51
吹浦口(登山口)6:09
御浜小屋 7:08
外輪山・千蛇谷分岐(七五三掛) 7:35
(千蛇谷経由)
山頂御室小屋 8:11
新山山頂 8:21
山頂御室小屋 8:42
(外輪山経由)
外輪山・千蛇谷分岐 9:32
鳥海湖9:58
吹浦口(登山口) 10:48
大平山荘 10:56
十六羅漢岩 13:12
<自転車パート>
十六羅漢岩駐車場 14:09
国道347号 鍋越トンネル 19:34
将監トンネル下(162.6km) 22:00



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