富士登山競走2015 - 石の町にも三年

今年は寝坊しました（→昨年）。20.3km2930mUP/3時間26分23秒（79位/出走約2300人）

急いで付けたゼッケンが曲がっていました。

木曜は普通に仕事で21時前に帰宅。夕食を食べて準備したら眠くなったので25時まで仮眠することに…。で、起きたら、まさかの4時15分過ぎ。スタートは7時、スタート地点の富士吉田までは自宅から200km程、グーグルだと3時間弱のドライブ予想。どう考えても間に合わないのですが、月1回のそこそこ大事な会議を休んで出場を決めた今回の富士登山競走。諦めるにも気持ちの整理ががつかないので、とりあえず急ぐことに。

自分が前のゼッケンを、起きてきた奥さんに後ろのゼッケンをつけてもらって急いで出発(4:35)。家にあったバターロールで朝食を確保しつつ、富士吉田にはミラクルと呼べる6:42の到着。道中、愛車のスタビリティの高さを改めて実感できました。幸い前夜に駐車場だけは調べていたので、駐車タイムロスは無しでした。駐車場からスタート地点までは最短で2km、なんとか間に合う！というか楽勝！と調子にのっていたら、スマホナビの調子がすこぶる悪く、よくわからないところを行ったり来たりで結局3kmは走りました。

少々パニックになりつつも、だんだん見覚えのある通り（スタート直後に登る坂）になってきて、コースを逆走して、スタートブロックに見事ゴール。（スタート30秒前）

息つく暇もなく、今度は逆方向にスタートとなりました。スタートした段階で、集中力を使い切っているという極めて稀な状況でした。

スタート後は、しばらく走って来た道を淡々と登り、浅間神社を過ぎたら、ごぼう抜きスポット…のはずが、今年はあんまり調子が出ませんでした。馬返し直前の登りでも、少々歩きが入り、昨年よりも2分遅れて馬返し到着。去年は大休憩したのですが、今年はさっさと給水をすませて、出発。計測地点では去年とほぼ同タイムでした。ここから5合目までの緩い登山道はタイムの稼ぎどころ。ここで縮められなければ20分切りは不可能…なのですが、妙に疲労感があり、早歩きペースに落ち着いてしまいました。

結局、5合目到着は昨年よりも3分遅れ。心なしか周りにBゼッケンの方が多く感じられて、少々寂しくなりました。5合目のアミノバイタルを過ぎたあたりでペペ姉夫妻のありがたい応援。しばらくしてTJ◯R完走者のKさんに抜かれる。ここからは、黙々と早歩き。昨年とは比にならない攣り気配に襲われつつも、黙々と。

8合目到着時点で、昨年より2分遅れと少々挽回。依然として攣り気配はあるものの、高山病的な不快感は一切なかったのでペースアップ。しばらくしてT◯ARのKさんを追い抜く。ここからはペースの合う黄色いシャツの方と一緒にごぼう抜き出来ました。最後、鳥居に上がる階段でラストスパート、黄色い方も追い抜いてゴール。結果的には目標の20分切り未達で、卒業も叶いませんでしたが、バタバタした割にはゴールタイムは昨年と30秒しか変わらずで、良い意味で驚きました。

↑ゴール地点の様子
ゴール後は、黄色い方と挨拶し、写真撮影。しばらくすると、K木さんがゴールし、休憩するでもなく颯爽と剣ヶ峰の方に向かわれました。これが相当かっこよかったので、私も剣ヶ峰まで行く事に。

3700m超でのランニングは、酸素濃度の関係か心地よいです。

久しぶりの、日本最高地点。もたもたしてたので、K木さんには結局追いつけませんでした。
そして、下山。

今回もビブラムFFでの参戦でした。おろしたてのSEEYA LS。ベルクロタイプのSEEYAよりも砂が入りやすくて、下山時は非常に不快でした（猛烈に痛かった）。心配していたアッパーも見事に破れてしまうし…ビブラムFFはモデルによって、耐久性が全然違いますねー。
随分お待たせしてしまったペペ姉夫妻とは、5合目佐藤小屋で合流し、馬返しまでサクッと3人で下ったのでした。北麓公園では一歩先にバス下山していたNさん（今年は翌日からの登山がメイン？）とも合流。もう一つの楽しみである、翌日からの登山に向けて、松本方面へ向かったのでした。

過去2回のタイムを振り返ると、馬返し?五合目までのタイム悪化が目立ちます。ついつい休んでしまうところですが、ここで短縮できないとダメです。ロードの区間も実力アップが必要で、棚上げしているフルサブ3の練習が必要ですねー。五合目から上は、そこそこ早いので現状維持。
あと、レースの準備は早めにやって、余裕を持って現地入りすることが肝心だと気付きました。