2017南アルプス (日野春駅〜白樺荘)

山など

今年の夏は11連休頂いたので、8/6〜8で南アルプス。8/7の昼くらいから台風(台風5号→wiki)の影響が強まり、7日の晩@荒川小屋テント場は、普通ならキャンプ出来る状況ではなかったです。
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久々の3000m超え+長時間行動で、体の方はサッパリでした。

ログ
(詳細な行程は一番下に)
合計距離は114kmほど。



食糧。玄関出るときに、一応荷物の重さ測ったら、水無しで8kg。これには早速萎えた。
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仙台→新宿はバス。新宿からはJR在来線で山梨入り。
日曜0:30くらいに日野春駅到着。ジョギング開始。
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横手駒ヶ岳神社から登り始めて、ヒーヒー言いながらもなんとか五合目、7丈と通過。酸素濃度の影響なのか、7丈から山頂までが辛くて、なんども立ち止まってしまった。
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山頂。

ここからは北沢峠に下り、仙丈に登り返し、コースタイムのため両俣小屋に下り、再度野呂川越に登り、初日のラスボスの三峰岳へ。この登りも凄まじく辛かった。
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なんとか目的地である熊の平にたどり着き、一安心。似たようなことをやっている方々と話したりしつつ、就寝。
少し雨が降っていたが、モンベルの化繊ダウン(上下で〜500g)のおかげですこぶる快眠。

翌日は、2:00くらいから行動開始。
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昨日より登りの調子がいいぞ!!と塩見通過。高地順応してきた?
天気が良くて、三伏山でダラダラ休憩してしまったなー。
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三伏峠。水場が思ったより遠かった。
リスに遭遇。この後、徐々に風が出てくる。
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高山裏にいた登山者が教えてくれた話では、稜線上は暴風雨とのこと。しばらくいった水場で、しばしば進退を検討。しかし戻って伊奈側に降りても帰る手段がないので、とりあえず静岡側目指して進むことに。ここで悩んでしまい結構ロスした。
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そして、稜線へ。やはり稜線上は風雨が強く、冷える。マットとレスキューシート巻いてなかったら、一発アウトな感じの天候。悪沢岳はパス(前回もパスしたような)して、荒川小屋方面へ。
荒川小屋も軒先で少し補給したくらいで、基本スルー。雨がひどいので、翌日の聖方面はカットして、荒川小屋へ降りることに。小荒川岳を過ぎた鞍部から、荒川小屋への尾根へ。何度か沢を横切ったが、危険というほどではなく、ぎりぎりセーフという感じ。2時間遅かったら危なかったかも。
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この日、最後の写真。
写真撮影用のスマホがアンコントローラブルに。防水のExperiaながら、充電ポートのパッキンから浸水した模様。
荒川小屋には15:30くらいに到着。スマホが壊れた旨を小屋の方に相談したら、快くツエルトと看板の(証拠)写真をとっていただけた。本当に感謝感謝。暖かいカレーも頂いて、夜に備えた。
夕方、ツエルトに入り食事をしていたら小屋の方が、下の林道は土砂崩れ多数、畑薙からのバスも運休確定と伝えてくれた。んー、どうやって静岡駅にたどり着こうか…。
夜はずっと激しい雨と、ほどほどの風。ツエルト内にも容赦なく水が入ってきて寝れる自信は全くなかったが、1時間刻みには寝れたらしい。なんとか夕方から24時過ぎまで、ツエルト内にとどまることが出来た。
翌日は、気持ちを楽にするため、2時に出発し、深い水溜まりだらけの登山道をさっさと下る。初めての椹島にも寄ってはみたが、当然お店は開いてなくて、ベンチでカロリーメイトを食べるだけに。ここからは長い長い林道。走りたかったが、気持ちも乗らず、土砂崩れ箇所多数(ざっと30箇所)で足場も悪かったため、ほぼ早歩きで通した。林道沿いの沢からの水の勢いと、横を流れる川の水量が凄まじく、ちょっと怖かった。あと、一部コンクリート法面がくずれているところがあり、注意しつつ慎重に通過した。
畑薙大吊橋との合流地点より先は見覚えがある道だった。舗装路に出ても、何箇所か崩れていて、大変な状況だと理解できた。登山基地である白樺荘につくと、やはり一帯が孤立しているとのこと。お風呂と食事をしながら、井川方面の道路復旧を待つ。
水没スマホにドライヤーで送風したら、なんと復活。40000円の出費を免れたー。
ケアを怠ったので、2泊で縦断レース的な足に。
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スマホの機能は復活するも、カメラモジュール内部は曇っている状態(仙台に戻ってから撮影)。
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※掃除機吸引法により、現在は完全回復。
結局、静岡行きのバスは運休。幸い、親切なご夫婦が静岡駅まで乗せてくれた。おかげで、もともとの予定より随分早く静岡駅に到着できた。感謝感謝。
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土砂崩れの復旧作業中。
静岡からは高速バスで新宿まで。新宿–>仙台は、はやぶさを使った。翌朝からの車で神奈川帰省の予定だったので、さすがに夜行バスはやめておいた。
今回、実戦デビューの品々。
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・モンベルの小さいライト: テントの中でまぁまぁ便利。でも、要らないかも。
・チタン製のペグ(amazon): 折れない、貫通力高い、軽い。 使える。
・マット: 軽い、暖かい。 もうこれ以外ない。
・熊鈴: 忘れて新宿のL-breathで購入。消音機能が便利。
・サーマラップ上下: 快適装備だが500g、パーカーかズボンかどちらかで良いかも。

行程
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二日目、悪沢往復を省略したのと、赤石小屋方面にコース変更したのでCTがやや短め。短縮率見ると、一昨年(→これ)の方がずっと出来が良いのは…(^^;) まぁオーケー。

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