お盆に続けて、今度は南。こちらもお盆に北ア縦走(新島々〜焼岳〜富山市)をした隊長と。

北岳にて。
8月21日(金)
いつもの通り仕事を終えてからのパッキング。お盆の時、甘い物が食べたくなったので、ブラウニー、フィナンシェなどをコンビニで調達。晩ご飯はお盆の残りのカップヌードル。

今回のザック。重さは忘れましたが、お盆より軽かったです。そして、やはり10年もの。
23時頃、隊長を土浦でピックアップし山梨へ出発。順調に進んで夜叉神の駐車場で1時間仮眠。
8月22日(土)
夜叉神駐車場出発は翌土曜の4時。

隊長が先頭でグイグイ進んでチェックポイントをどんどん通過。

いつの間にか日がのぼって富士山。
続いて薬師岳。

昨年の一輪車王滝の時、愛用のTNFのハット無くしたので新調しました。まぁまぁです。
観音岳を越えて地蔵岳。今回はなんとなく攻める気になれずオベリスクはパス。というかあの残置ロープに気を取られすぎた…あそこは岩に彫られたホールドを上手く使えばいけるんだったような…。

大岩の下に立つ隊長。
白鳳峠経由で一旦広河原に降りて休憩。とても急な下りでした。

そして北岳への1500mの登り。さすがは国内2番目の高峰といったところでしょうか。
白根御池小屋を過ぎたあたり。

花も多ければ虫も多い。
肩の小屋を過ぎて北岳山頂への登り。

登りは得意なので、まだまだ大丈夫。
たくさんの登山者で賑わう稜線とはお別れして両俣小屋方面へ。

中白根沢ノ頭。 昔の看板(→こちら、該当ヤマレコ1981年の記録→こちら)の残骸と思われる。なんというか…時間を感じますねー。

北岳方面をふり返る。
中白根沢ノ頭からは激下り。油断するとすぐに石を落としそうな、なおかつ相当滑る下りでした。そしてなかなか沢に出ない。

ようやく左俣沢出合付近。初め、道がわからず焦りました。
ここでは隊長のナビゲーション能力と突破力の強さを改めて感じました。単独でも通過できたとは思いますが、1.3倍の時間かかったと思います。トゲトゲの草で手が痛かったと、膝を岩にぶつけて少々出血。

長かった左俣沢も終盤。隊長の足取りは軽い。私は長い下りと、荒れた沢沿いの道でバテバテでした。
無事明るいうちに両俣小屋に到着。通過ルートは通行止めだったらしくご主人から注意を受けました(事後に確認したら両俣小屋のHPにはその旨記載があった、北岳側の小屋のHPには一応通行可とあった)。隊長が某縦断レースの話で膨らませようとするも不発に終わり、二人おとなしくテン場に向かいました。

隊長から露営のノウハウを聞いて、持参した食料で食事して就寝。お盆とほぼ同じ装備、なおかつフリース忘れてましたが、暖かく熟睡出来ました。ちなみにヘッドライトも忘れていましたが、車にあったチャリ用強力ライトと隊長のEライトで事なきを得ました。
8月23日(日)
1日目でほぼ目的は果たしたので、のんびり5時過ぎに出発。
今年はキノコの当たり年で、道端にあらゆる色のキノコが生えていました。中でもベニテングダケらしきキノコは、じっくり見ると気持ち悪いけど、見ずにはいられないという不思議な魅力を持っていました。


いよいよ仙丈ヶ岳。

南アルプスの女王です。
バス時間を全く気にせず(チェックせず)下山していたのと、ちょっとした煩悩にとらわれ途中下山スピードを落としたせいで、丁度いい時間のバスは無く、広河原まで10km走る事に。

隊長は「これは(煩悩を抱いた)罰だー」と嘆いていました笑 野呂川沿いには治山工事の跡がたくさんあって、なかなかすごかったです。
夜叉神の森で入浴し、久々の小仏トンネル渋滞に巻き込まれつつ茨城に帰ったのでした。隊長ありがとうございました。ちなみに、隊長は普通免許を持っていないらしいです…というか最初から大型免許だったらしいです。自衛隊すごいなー。




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