2014王滝

3年ぶり5回目の王滝（過去の王滝→こちら）、一輪車で完走出来ました！40.5km/4時間5分50秒（301位/出走352人、→ログ）

(写真提供:kikumimiさん)
スタート地点までの自走10kmと合わせて、一輪車で一日50kmという最長不倒もマーク。

今回は家族サービスの意味でMさんと同行。珍しく時間に余裕を持って出発するも、岩舟JC見過ごし→中央道経由に変更→要所要所で渋滞、という悪い流れで、奈良井宿、木曽福島観光がほとんど出来ませんでした(一応、漆器お椀セットを購入)。Mさんには申し訳ない限りでした。受付には何とか間に合い、仙台でお世話になったT雄さんとエジプト人さんに久々にご挨拶。宿へ向かいました。一人ならば車中泊かテント泊するところですが、この日は8300円／人の民宿？山荘？へ。仙台組で泊まっていた宿の方が安かったし食事美味しかったな〜、などと思いながら就寝したのでした。

翌朝は4時くらいに起床し、5時過ぎにはスポーツ公園へ。出店ブースでUVEXのサングラスが安かったので衝動買いしました。5時半ころには42kmのスタート地点である滝越に向けて出発しました。滝越までは10km舗装路、アップダウンもあり一輪車には結構つらかったです。

スタート地点に向かう途中の途中の自然湖。

実は13時半から自然湖のカヌーツアーに申し込んでいて、何としてでも12時の制限時間までに完走する必要がありました。

滝越にはちょうど１時間で到着し、出走を待つ列の最後尾へ。少々ちやほやされたりしつつスタートを待ちました。写真に写っているFOXのプロテクターはこの日のために準備したもの。エルボー＆ニーシンで3500円（＋送料）と格安。しかし、少々緩い（エルボーは揺る過ぎなので装着せず）。

で、スタート。100km＆120kmとは違い雰囲気も和やかな感じでした。舗装路で集落を一周した後、ダートに入りますが…集団はなかなか散けず、ウォーキングペースを維持。一輪車は下りでスピードが出せないので、上りで貯金するしかありません。かつ一輪車は早過ぎてもダメ、遅過ぎてもダメという繊細な乗り物、最後尾集団にとどまるのは無理と判断し、脇からコソコソと押し走りで前に出るようにしました。MTBでも押しクラはよく有ることなので、特に問題無い行為ですが、なんかインチキしているようで嫌でした笑

序盤の上りを終えたあたりから乗車率は急上昇しました。近所のダートでの練習の成果か、ほとんど乗れました。フリーが付いていないので、下りでも漕いだ分だけしか進みませんが、地面の凹凸を全身でいなしながらの下りは楽しいの一言に付きました。練習と違い周りにMTBがわんさかいるので、基本的に左側のラインをキープして右から抜いていってもらいました。このラインキープには結構神経を使いました。

(写真提供:kikumimiさん)

途中からは舗装路の下りになり、一旦滝越に戻ります。マウンテンマラソンでも走ったコースだな〜などと考えつつ、頑張ってクランクを回します。大量のMTBに抜かれつつ笑。20km地点を2時間くらいで通過したので、想定よりも進度は良好でした。オートキャンプ場で水を補給して、しばらくは舗装路の上り。上りでは、へばってる方々をそこそこ抜けて満足でした。初めて出た42kmのコース、舗装路が多く易しいという印象でした。MTBならば物足りないところですが、今回は乗車率UPとペースUP出来たので、助かりました。
再びダートの上りに入って、ダラダラとした上り。押し走りと乗車を細かく繰り返す感じでした。天気良くて御嶽山もバッチリ。

王滝名物、最後10kmの下りは乗車率90％くらい？ガレガレで斜度が大きいところは無理せず降りました。疲労しているときは意図せぬ一輪車の挙動に対応出来ない事もあるので、とにかく下りは丁寧に。100km、120kmの上位選手の美しい下りに目をやる余裕も無く、とにかく集中して下りました。

そして、徐々に傾斜は緩くなり、懐かしい120kmコースの分岐を横目に、川沿いの林道を進んで…ゴール！！！Mさんが待っていてくれて感動の再会？となりました。

Mさんは徒歩でゴールまで来てくれてたので（フラペを装着し短いステムへ換装したMTBを、移動用に用意していましたが、前夜またがった時に、一発で立ちコケしたため）、二人で松原スポーツ公園まで徒歩で戻り、無料を豚汁を食したのでした。

その後。

自然湖のカヌーツアーにも無事参加出来ました。美しい自然だけでなく、ちょうど30年前の長野県西部地震の事、王滝村の名前や、それにまつわる事を聞けて本当に良い経験になりました。二人とも大満足でした。
やっぱり王滝は楽しいなー