TJAR2014選考会・抽選会結果

某縦断レース関連

選考会:合格、抽選会:落選。
出場される皆さんの健闘をお祈りします。
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翌年以降の選考会 → こちら 2018.7.14追記
このレースがいわゆる”トレラン”と一線を画して、”TJAR”として存続していくためには、現規模の維持は不可欠、抽選というのも理解しなければなりません。かっこ良いと思えるレースが無くなってしまうのは悲しいですので。落選は残念ですが、随分楽しめたし、ベテランたちが集まる中、唯一20代で選考会参加かつ合格出来た事は名誉な事だと思っています。


とりあえず、本戦出場までのフローと通過人数は下の通りです。山岳区間で長時間行動する危険を伴うレースなので、走力のみならず、山での総合力が必要とされます。

①書類選考(TJAR該当ページ)
77名※→44名 (※抽選会での飯島委員長のコメントから)
②選考会(TJAR該当ページ)
44名(書類選考通過者)→26名
③抽選会 (TJAR該当ページ)
26名(選考会通過者)+11(前回完走者)=37名→26名
④本戦
抽選会当選者26名+ 前回優勝者 + 実行委員マーシャル 3名

私は③→④に進む事が出来ませんでした。
選考会について覚えている範囲でまとめます。選考内容毎に。

a.山岳フィールド/山での走力+下界/ロードにおける走力(参加条件に準ずる)
・主催者設定の関門クリアが必要→これは書類通っている人なら問題無いと思います。
・自身が設定する通過予想タイムと実際の通過時間の乖離が小さい事(1時間程度まで?)→試走等でCT短縮率が分かっていれば問題無しです。私の場合は、試走しなかったのでとりあえず×0.6で設定しましたが、これがのんびりペース過ぎて、時間を合わせるのに苦労しました。設定タイムの早い遅いは選考にはほぼ無関係とのことでした。

b.ビバーク技術
・設営8分、撤収4分→両俣のテント場は石が多くベグが入りにくいので、ペグ2本で済むストックシェルター使用者が多かったです。でも打ち直すか、思いっきり打ち付けるか、石で固定すれば問題ありません、私はペグ8本打ってツェルト立てました。選考会へ出発する朝、近所で2度練習し共に3分台、本番は石にあたりましたが5分くらいで設営出来たと思います。

c.生活技術
・午前2時の集合に遅れない事??笑

d.読図力
・ラインオリエンテーリング 5カ所(地蔵尾根〜両俣小屋)→これは初めてで不安でしたが、問題ありませんでした。高度計を要所要所で合わせて、進行方位を都度チェックし、コース上での自身の位置の把握をすれば良いというものでした。大仙丈を過ぎたあたりからの稜線では少々難しかったです。

e.危険予測、回避力
・筆記試験→ 熱中症、低体温症、道迷い、通過予定コース上の雷に対する問題でした。回答に迷うものではありませんでした。
・緊急時対応→ 装備品で捻挫に対応するという課題でした。私はテーピングの知識が無かったのですが、該当部位をきっちり固定するようにテキトーに対処しました(試験時間20分のところ、5分で終了)。

f.その他
特に無かったと思います

(雑感)
・出発前の給油で生まれて初めてガソリンをこぼした
・佐久のETC出口で生まれて初めてバーが開かなかった(”走行経路が不明です”というエラー)
・ゼビオの安タイツがまぁまぁだった(普段タイツは履かない)
・地蔵尾根後半では水が切れて辛かった。
・ほとんどした事無かった山小屋での食事をした(仙丈小屋でカレー、両俣小屋でおにぎりとカップ麺)。
・やはり本戦は長丁場と言う事で、大半の参加者がストック使用していました。私は使いません。
・多くの参加者のザックはそれほど小さくはありませんでした。走る必要があるとは言え、やはり安全サイドに立つ事が肝心かと。
・選考会はスピード勝負では無いので、皆さんかなり抑え気味でした。私も然りで、結果的に普段の山歩き以下のスピードで、余力がありました。最後の21kmのロード下り以外は(汗
・選考会終了後、WMAJのファーストエイド講習(選考とは無関係)がありました。初めは懐疑的に聞いていましたが、結構頭に残っている事が多く、ためになりました。山間部での怪我の恐ろしさを改めて感じました。

かれこれ1年半前(→これ)からスタートしたTJAR出場計画?、昨年夏は参加資格のビバーク4回(→これ)、裏磐梯山岳耐久レース(→これ)では運良く優勝、IZU TRAIL Journey中止で???な感じにもなりましたが、ひとまず納得いくところで幕引きを迎えたのでした。2年後はさらに敷居も高くなり、本戦完走よりも選考が厳しくなるのでは?ともちょっと思っています。再挑戦してもまだ20代ですが…面倒臭いかも笑

あと、これは実行委員会にも提案しますが、選考会の選考基準に行動スピードも取り入れて欲しいと思いました。そこできちんと合格・不合格の線引きをした方が、抽選よりも納得いくと思います。完走目当ても良いですが、TJARはやはり超人達のレースであって欲しいというのが個人的な考えです、そのためにも行動スピードはあった方が良いと思います。”激走!日本アルプス大縦断”を読んで改めてそう思いました。
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落選直後のスクラッチくじ。
もしかしてと思い1000円分買って、200円バック。まぁまぁついてた??
とりあえず、富士登山競走と王滝(42km○輪車計画)の準備に切り替えましょう。
お盆は何しよう…新婚らしく過ごす? 2年も待てないので、勝手に走る??

コメント

  1. 今後の活躍に更に期待!

  2. まーはー より:

    すみません、設定の関係で気付いてませんでした汗
    これまで通り、細く長く活動していきます!

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